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貯蓄計画

<人生で必要な貯蓄額>

貯蓄を始める前に、一生を通して必要とされる金額はいくらなのか、考えてみる必要があります。
無理に現在の生活を切り詰めてまで貯蓄を作ったのに、結果的にその貯蓄は余ってしまうということを望む人は少ないと思います。
しかし、必要以上に生活を切り詰め闇雲に貯蓄している人や、反対に十分貯金していると思っていても実際には不足していたという人も多いのが実際です。

自分の将来を思い描き、これから予想される結婚などのライフイベントを書き出してみましょう。
人生における大きな資金ニーズは、結婚資金、住宅資金、教育資金などです。その他にも自動車の買換えや、旅行など趣味の資金も用意しておいた方が良いかもしれません。
これらをトータルした金額が生涯必要貯蓄額となり、貯蓄計画を立てる上で目標となるものです。
ライフイベント自体あくまで想像で立てたものですので、当然そのとおりになるとは限りません。いずれ途中で修正が必要となるでしょう。
生涯必要貯蓄額は貯蓄計画のための詳細な地図にはなりませんが、方向性を示す方位磁針の役割は果たすと思います。

<ライフイベントごとに貯蓄計画を立てる>

すでにこの金額に達している場合は、貯蓄を増やす必要がありませんが、足りない場合は二通りの方法があります。
一つは今現在ある貯蓄自体を元手にして増やすという方法。もう一つは収入の中から積み立てて増やすという方法です。実際にはこの二つの方法を組み合わせる形になると思います。

単純に考えると生涯必要貯蓄額と現在の貯蓄額の差を年数で割れば、一年間の目標額が算出できると勘違いしてしまいますが、その計算で問題なのは、人生の前半に大きなライフイベントがあった場合です。ライフイベントは毎年均等に訪れるわけではないからです。
十分な資金が溜まる前にライフイベントが来てしまった場合、ローン等で対応することも可能ですが、必ずしもローンが組めるとは限りませんし当然金利もかかりますから、出来る限りローン使わず、貯蓄で対応できたほうが良いのです。
貯蓄計画とはある意味、いかにローンを使わずライフイベントを乗り切れるかを考えることとも言い換えることが出来ます。

貯蓄計画については、いろいろと考え方があり、一概に何が最善とは言えない部分がありますが、ファイナンシャルプランナーなどが良く使っており、合理的と思われる方法はライフイベントの項目別に貯蓄を考えるということです。
例えば5年後に結婚する目標であれば、5年以内に結婚資金がたまるような貯蓄計画、20年後に子供の学費が発生するのであれば20年後までに教育資金が用意できるような貯蓄計画といように項目ごとに切り離して考えます。
わかりやすくするため、ライフイベントは5年後の結婚と、20年後の教育資金だけだとします。
結婚資金の目標が300万円、教育資金の目標が1000万円だとすると

結婚資金300万円÷5年=60万円
教育資金1000万円÷20年=50万円 

合計110万円、これが一年間の目標となります。
当初5年間は年110万円の貯蓄目標。その後は年50万円の貯蓄目標ということになります。

これを全てのライフイベントで計算するのは面倒と思われるかもしれませんが、ゲームだと思って作ってみてください。

<貯蓄を元手に増やす>

銀行に預金するだけではほとんど増えません。低金利時代が続いており、ほとんどゼロに近い金利となっています。日本は安全性を求め投資よりも預金に資金が流れ勝ちのため、より一層の低金利が続く原因になっています。近年個人資産が株式市場に流れ、株価上昇の原因になっていると言われますが、それでも個人資産の投資の割合は世界的にみると低レベルです。
銀行預金に全ての資金を長期間保有するメリットはほとんどありません。
元金保障された預金と言えども、リスクが全く無いわけでは無く、円安など円自体の相場が下がった場合、世界的に見ると資産が減ったことになりますし(為替リスク)物価があがった場合、同じ金額の貯金が残っていても実際の資産は減少したことになります(インフレリスク)。
むしろリスクを減らすというのであれば、様々な金融商品に分散投資することの方が重要です。
国債、公社債、株式、投資信託、商品先物、不動産など投資の対象はたくさんあり、流動性、安全性、収益性を考慮した上で、最善の組み合わせで分散投資する必要があります。


<収入の中から積み立てる>




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